Linuxで作成したユーザーがログインできない場合の対処方法
Linux 新規ユーザのログインできないケースでは、いくつかの原因が考えられます。一般的な解決方法を以下に示します。
- ユーザー名とパスワードを確認:ユーザー名とパスワードが正しいことを確認し、大文字と小文字を区別します。パスワードのリセットを試すこともできます。
- ユーザーのログイン権限を確認する: ls -l /home コマンドを使用してユーザーのホームディレクトリの権限を確認し、ユーザーが読み書き権限を持っていることを確認します。権限がない場合は、chmod コマンドを使用して権限を変更します。
- ユーザーのシェルを確認する:cat /etc/passwd コマンドを使用してユーザーのシェルを確認し、そのユーザーのシェルが存在し、実行可能であることを確認します。シェルが存在しないか実行不可能な場合、usermod コマンドを使用してユーザーのシェルを変更できます。
- cat /etc/passwd コマンドでユーザのホームディレクトリを確認し、ホームディレクトリが存在しアクセス可能であることを確認してください。ホームディレクトリが存在しないかアクセスできない場合は、usermod コマンドでユーザのホームディレクトリを変更できます。
- 設定の確認:/etc/ssh/sshd_config ファイルで AllowUsers または DenyUsers オプションに、新しいユーザーのログインをブロックする設定がないか確認。該当する設定がある場合は、新しいユーザーを許可リストに追加。
- ログインサービスの状態確認: systemctl status sshdコマンドでログインサービスの状態を確認し、サービスが稼働中であることを確認します。サービスが稼働していない場合は、systemctl start sshdコマンドでサービスを開始できます。
- ログイン失敗ログの確認:tail /var/log/auth.log でログイン失敗時のログを確認します。表示されるエラーメッセージから原因を特定し、対応します。
上記の一般的な対応策を実施しても改善しない場合は、状況に応じて詳細な調査や処理が必要になる場合があります。 問題が解決しない場合は、関連するドキュメントを参照するか、専門家に相談することをお勧めします。