Linuxでユーザーの権限を変更する方法
Linux ユーザーのパーミッションを変更するには、chmod コマンドを使用します。
chmodコマンドの構文は次のとおりです。
[オプション] モード ファイル名にchmodする
例えば、あるファイルの所有者を可読可書権に設定する場合、次のようなコマンドを使用できます。
ファイル名に対するユーザーの読み書き権限を付与
ディレクトリのすべての所有者に読み取り、書き込み、実行権限を与えるには、次のコマンドを使用します。
chmod u+rwx ディレクトリ名
ここでは「u」は所有者、「r」は読み込み権限、「w」は書き込み権限、「x」は実行権限を示しています。
所有者権限に加え、別のユーザーのアクセス権限を変更することもできます。例えば、あるファイルのグループユーザーに読み取り権限を設定する場合は、次のコマンドを使用できます。
ファイル名に他者の読み取り権限を追加する
ここでいう「g」はグループのユーザーを表しています。
他のユーザーにファイルに対する読み取り権限を与えるには、次のコマンドを使用します。
ファイル名をお読み権限を追加
「o」は他のユーザーを表しています。
権限は数字で表すこともできます。各権限には数値が対応しており、読み込みが4、書き込みが2、実行が1となります。必要な権限の数値を合計することで、対応する権限の数値が得られます。
例えば、ファイルとある所有者に対して読み書き権限を設定したい場合、次のようなコマンドを使用します。
ファイル名にパーミッションを 600 に変更する
「600」とは、所有者権限が読み書き可能であることを示します。
お役に立てれば幸いです。