linuxでファイルのパーミッションを変更する方法
Linuxでファイルのアクセス権を適切に変更するには、chmod コマンドが使用されます。構文は次のとおりです。
ファイルに権限モードの変更
権限モードには、シンボル表記と数値表記の2種類の表現方法があります。
- 記号表現
記号表記法は、権限を表すために文字や記号を使用します。一般的な記号を以下に示します。
u: ファイル所有者
g: 対象のファイルが属するグループを示す
その言葉は他のユーザーには表示されません
すべてのユーザー(所有者、所属グループ、その他のユーザーを含む)を表示
+:追加権限
権限削除
パーミッションを設定する
読み込み権限を表す
w: 書き込み権限を表す
x:実行権を表す
例えば、file.txt の全てのユーザの読み書き権限を、読み取り専用に変更するには、以下のコマンドを実行します。
file.txtの書き込み権限をすべて削除
- 数字表記法:
数値表現では、数値を用いて権限を表します。以下は数値表現と対応する権限です。
0: 権限がありません
実行権
書き込み権限
読みの権限
file.txt の全ユーザーの読み書き権限を読み取り専用に設定するには、次のコマンドを実行します。
ファイル.txtの属性を 444 に変更する
すべてのユーザーの権限をそれぞれ読取権限に設定します。