Linuxでパーティションの作成とマウントを行う方法は?
Linuxシステムでは、以下の方法でパーティションを作成・マウントできます。
- fdisk コマンドか parted コマンドでパーティションの作成をします。例として、fdisk コマンドによるパーティション作成手順を記載します。
– 端末を開き、root 権限で fdisk コマンドを実行します: sudo fdisk /dev/sdX (X はハードディスク機器番号、例えば sda)
– n コマンドで新しいパーティションを作成します。
– 画面の指示に従ってパーティションタイプ、先頭セクタ、最終セクタを選択します。
– w コマンドでパーティションテーブルを保存して終了します。 - パーティションにファイルシステムを作成するには`mkfs` コマンドを使う。例えば、`/dev/sdb1` パーティションに ext4 ファイルシステムを作成するには、`sudo mkfs.ext4 /dev/sdb1` コマンドを実行する。
- ディレクトリを作成してマウントポイントとします。 mkdir コマンドを使用してディレクトリを作成します。例: sudo mkdir /mnt/mydata
- パーティションをディレクトリにマウントするには、mountコマンドを使います。例えば、/dev/sdb1パーティションを/mnt/mydataディレクトリにマウントするには、sudo mount /dev/sdb1 /mnt/mydataを実行します。
- /etc/fstab ファイルを編集して行を追加することで、起動時に自動マウントするパーティションを設定できます。たとえば、/dev/sdb1 パーティションを /mnt/mydata ディレクトリにマウントして起動時に自動マウントするには、/etc/fstab ファイルに次の行を追加します。/dev/sdb1 /mnt/mydata ext4 defaults 0 0
操作前に、ディスクやパーティションの操作について十分な知識があり、誤操作によるデータの損失に備えて重要なデータのバックアップを作成しておいてください。