Linuxでのnohupコマンドの使い方は何ですか?
Linuxでのnohupコマンドは、コマンドをバックグラウンドで実行し、ターミナルウィンドウを閉じたりユーザーがログアウトしても、コマンドの実行を停止させません。
nohupコマンドの使い方は以下の通りです:
nohup COMMAND [ARG]...
COMMANDはバックグラウンドで実行されるコマンドであり、ARGはコマンドの引数です。
nohupコマンドを使用すると、コマンドの出力はnohup.outというファイルにリダイレクトされます。現在のディレクトリにnohup.outファイルが既に存在する場合、コマンドの出力はそのファイルに追加されます。
例えば、バックグラウンドで名前がmy_script.shのシェルスクリプトを実行するには、以下のコマンドを使用します。
nohup ./my_script.sh &
my_script.shスクリプトをバックグラウンドで実行し、出力をnohup.outファイルにリダイレクトします。
nohupコマンドを使用する際は、出力がバッファリングされるため、nohup.outファイルにすぐに表示されないことに注意してください。リアルタイムで出力を確認したい場合は、tail -f nohup.outコマンドを使用してください。