Linuxからローカルエリアネットワークの共有フォルダにアクセスする方法
LinuxでLAN上の共有フォルダにアクセスするには、以下の方法を使用します。
- ファイルマネージャを使用する:ほとんどのLinuxディストリビューションにはNautilus(GNOME)、Dolphin(KDE)、Caja(MATE)などのファイルマネージャーが付属しています。ファイルマネージャーを開き、左側のペインの「ネットワーク」または「その他の場所」をクリックして、「SMB」または「Samba」を選択します。共有フォルダのアドレス(例:smb://IPアドレス/共有フォルダ名)をポップアップダイアログに入力し、「Enter」キーを押すと共有フォルダにアクセスできます。
- コマンドラインツールを使用する: 共有フォルダにアクセスするにはコマンドラインツールを使用することもできます。端末を開き、Sambaクライアントツールがインストールされていない場合は以下のコマンドを使用してインストールします:
- Debian/Ubuntu系の場合:sudo apt-get install smbclient
- CentOS/Fedora 系ディストリビューションの場合:sudo dnf install samba-client
インストール後、次のコマンドを使用して共有フォルダにアクセスします。
IPアドレス/共有フォルダ名//smbclient -U ユーザー名
指示に従ってパスワードを入力すると、Sambaインタラクティブインターフェースに移動します。「ls」などのコマンドを使用して共有フォルダー内のファイルをリストしたり、「get」コマンドを使用してファイルをダウンロードしたり、「put」コマンドを使用してファイルをアップロードしたり、「cd」コマンドを使用してサブフォルダーに移動できます。
共有フォルダーのあるコンピューターのIPアドレスを「IPアドレス」に、共有フォルダーの名称またはパスを「共有フォルダー名」に、アクセス権のあるユーザー名を「ユーザー名」に置き換えてください。