Linux上でJVM設定を一時的に変更する方法は何ですか
JVMの構成を一時的に変更するには、次のいずれかの方法を使用できます。
- コマンドライン引数の使用: Javaアプリケーションの起動時に、コマンドライン引数を使ってJVMの設定を変更できます。たとえば、ヒープサイズを変更するには、”-Xmx”引数で最大のヒープサイズを指定できます。
java -Xmx2g MyApplication
これにより最大ヒープサイズが 2 GB になります。
- 環境変数を使用する場合: JVMの構成を変更するには、いくつかの環境変数を設定できます。たとえば、最大ヒープサイズを変更する場合、「_JAVA_OPTIONS」環境変数を次のように設定できます。
export _JAVA_OPTIONS=-Xmx2g
最大ヒープのサイズは2GBに設定されます。
- JVMの引数ファイルを使うことで、構成パラメーターを変更したテキストファイルを作成し、Javaアプリケーションに渡すことができます。例えば「jvm.options」というファイルを作り、次のような内容を持たせることができます。
-Xmx2g
そして、アプリを起動する際に、次のようにファイルを指定します。
java @jvm.options MyApplication
最大ヒープサイズは2GBに設定されます。
JVM 設定を永続的に変更するには、「jvm.ini」や「java.conf」などの Java インストール ディレクトリにある設定ファイルを編集する必要があります。この方法は、現在の Java アプリケーションの実行中にのみ有効な、一時的な JVM 設定の変更方法であることに注意してください。