Linuxファイル名特殊文字の対処法

コマンドラインで使用する場合、問題を起こす可能性がある文字が含まれている場合は、Linux システムではファイル名の表記に特別な文字を使用できます。ここでは、問題解決によく使われる方法をいくつか紹介します。

  1. 特殊文字をエスケープするには、その前にバックスラッシュ (\) をつける。例えば、ファイル名に空白文字がある場合には、ファイル名を \ でエスケープする。例: file\ name.txt
  2. 特殊文字が多い場合は、ファイル名の先頭に一重引用符(‘)または二重引用符(“)を使用して、ファイル名全体を囲みます。たとえば、’file name.txt’ または “file name.txt” とします。
  3. ファイル名のワイルドカードによる検索:一部ファイル名の種類を指定するためのワイルドカードを使用できます。たとえば、アスタリスク(*)を使用して任意文字を指定できます。ファイル名に特殊文字が含まれる場合は、ワイルドカードを使用して指定できます。たとえば、file*.txt は « file » で始まり « .txt » で終わるファイル名を指定できます。
  4. 特殊文字の中にはエスケープ文字で表現可能な文字があります。例えば、ファイル名にドル記号 ($) が含まれる場合、\$ を使用して表現できます。
  5. ファイル名のUnicodeエンコーディングを使用する: ファイル名に上記の方法では扱えない特殊文字が含まれる場合は、ファイル名のUnicodeエンコーディングを利用してファイルを識別することができます。例えば、ファイル名に特殊文字「%」が含まれる場合、\x25を使用して識別できます。

ターミナルでファイル名を入力する際、タブキーを押すことでファイル名の自動補完が行われます。これにより、特殊文字を手動入力する手間が省け、誤入力の可能性が低減されます。

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