LinuxディストリビューションのCentOSを用いたWebサーバの構築に関するドメイン名設定とバーチャルホスト設定のテクニック
CentOS上でWebサーバーを構築するためのドメイン名バインディングとバーチャルホスト設定の方法は、次の手順に従います。
- CentOSでApacheサーバをインストール:以下のコマンドをApacheにインストール
sudo yum install httpd
- DNSサーバー上でドメインをサーバーのIPアドレスに解決するドメイン解決
- 仮想ホストディレクトリを作成: Apacheの設定フォルダ内に新しい仮想ホストディレクトリを作成。例として、/etc/httpd/conf.d/フォルダ内にmywebsite.confといった新しい設定ファイルを作成。
sudo vi /etc/httpd/conf.d/mywebsite.conf
そのファイルでは、仮想ホストの基本設定を設定できます(例:
<VirtualHost *:80>
ServerName www.example.com
DocumentRoot /var/www/html/example
<Directory /var/www/html/example>
Options Indexes FollowSymLinks
AllowOverride All
Require all granted
</Directory>
</VirtualHost>
上記の例では、仮想ホストのルートディレクトリは/var/www/html/exampleであり、ドメイン名はwww.example.comとなります。
- Apache サーバーを再起動する: 設定が完了したら、次のコマンドを使用して Apache サーバーを再起動し、設定を有効にします。
sudo systemctl restart httpd
これにより、CentOS上でドメインバインディングと仮想ホスト設定を正常に行うことができました。必要に応じて追加の仮想ホスト設定ファイルを追加できます。各仮想ホスト設定ファイルは1つのドメインに対応します。