vmstatコマンドとは?Linuxでの使い方とオプション解説
vmstatコマンドはシステムの仮想メモリの使用状況を監視するためのコマンドです。vmstatコマンドを使用すると、システムのメモリ、スワップスペース、I/Oなどのパフォーマンスデータを表示することができます。
vmstatコマンドの基本的な使い方は次のとおりです:
vmstat [options] [delay [count]]
ディレイは、データの出力間隔を表し、カウントはデータの出力回数を表します。ディレイとカウントを指定しない場合、vmstatは性能データを継続的に出力します。
一般的に選択肢には以下が含まれます:
- ・アクティブおよび非アクティブメモリの情報を表示します。
- -f:システムが起動してからのforkの回数を表示します。
- -s:メモリとスワップスペースの使用状況を表示します。
- -m:メモリの使用状況を表示します。
- -p:監視するプロセスIDを指定し、指定したプロセスの情報のみを表示します。
例えば、以下のコマンドを使ってシステムのメモリとスワップスペースの使用状況を確認することができます:
vmstat -s
vmstatコマンドを使用することで、システムのパフォーマンスデータをリアルタイムで監視し、システムの稼働状況を理解し、最適化を行うことができます。