Linuxにおいて、dfとduの違いは何ですか?
dfとduはファイルシステムの使用状況を表示するための2つのコマンドです。
dfコマンドは、各ファイルシステムの総容量、使用済み容量、残り容量、使用率を表示するために使用されます。dfコマンドは、ファイルシステム全体の使用状況、つまり総容量と使用済み容量を示します。ユーザーがディスク容量が不足している場合に適切な対策を講じるために、dfコマンドは、ファイルシステムの容量と使用率を把握するのに役立ちます。
duコマンドは、ファイルやディレクトリのディスク使用容量を推定するために使用されます。指定されたディレクトリとそのサブディレクトリ内のファイルサイズを再帰的に計算し、結果を読みやすい形式で表示します。duコマンドは指定されたディレクトリの実際のディスク使用量を表示し、ディスクスペースを大量に占有しているファイルやディレクトリを見つけるのに役立ちます。
総括すると、dfコマンドは全体のファイルシステムの使用状況を表示し、duコマンドは特定のディレクトリの実際のディスク使用量を表示します。