LinuxでディスクI/Oのパフォーマンスを確認する方法

LinuxシステムのディスクIOパフォーマンスを確認するには次のコマンドを使用します

  1. iostat コマンド: 各ディスクデバイスの読み書き速度、待ち時間、IOリクエスト数など、システムのディスク I/O 統計情報を表示するために使用する。コマンド形式を以下に示す。
  2. iostat -d -x –verbose
  3. それにより各ディスクデバイスの平均IO統計が表示されます。
  4. sarコマンドはシステムのパフォーマンス監視とレポートに使用される。sarコマンドを使用して、システムのディスクI/Oパフォーマンス情報を取得できる。コマンドは次の構文を使用する。
  5. さる
  6. システムのディスクI/O統計情報が表示され、ディスクデバイスごとの読み取り速度、書き込み速度、待ち時間、I/O要求の数などが含まれる。
  7. vmstatコマンド: システムの仮想メモリ、プロセス、CPU、ディスクI/Oなど、システムのパフォーマンスメトリクスをリアルタイムで監視するために使用されます。vmstatコマンドを使用して、システムのディスクI/Oパフォーマンス情報を収集できます。コマンドの構文は次のようになります。
  8. vmstat 1
  9. 毎秒、システムのディスク IO 統計を表示します。各ディスク デバイスの読み書きの速度、待ち時間、IO 要求の数などが含まれます。
  10. dstat コマンドは、ディスク I/O、CPU、メモリ、ネットワーク、プロセスなどのシステムのパフォーマンスメトリクスをリアルタイムで監視するために使用されます。dstat コマンドは、システムのディスク I/O パフォーマンス情報を取得できます。コマンドの形式は次のとおりです。
  11. dstat -cdngy 1
  12. 1秒間に1回、システム上のディスクIO統計を表示し、そこには各ディスクデバイスの読み書き速度、待ち時間、IO要求数などが含まれる。

これらのコマンドを使用すると、システムのDisk IO パフォーマンスを把握でき、パフォーマンスチューニングや故障調査に役立ちます。

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