LabVIEWで2つのVI間でデータをやり取りする方法は何ですか?

LabVIEWでは、2つのVI間でデータのやり取りはいくつかの方法で行うことができます。

  1. グローバル変数:1つのVIでグローバル変数を作成し、それを別のVIに入出力パラメーターとして渡すことができます。別のVIでは、グローバル変数を読み書きすることでデータを渡すことができます。
  2. ローカル変数:VI内でローカル変数を作成し、別のVIに入出力パラメータとして渡すことができます。別のVIでは、ローカル変数を読み書きしてデータをやり取りすることができます。グローバル変数と異なり、ローカル変数は同じVI内でのみ有効です。
  3. キュー:VI内でキューを作成し、別のVIに入出力パラメータとして渡すことができます。送信元VIではEnqueue関数を使用してデータをキューに書き込むことができます。受信側のVIではDequeue関数を使用してキューからデータを読み取ることができます。
  4. 共有メモリ(Shared Variable):1つのVIで共有変数を作成し、別のVIに入出力パラメータとして渡すことができます。送信元のVIでは、共有変数にデータを書き込むためにWrite Shared Variable関数を使用できます。受信元のVIでは、共有変数からデータを読み取るためにRead Shared Variable関数を使用できます。
  5. TCP/IPまたはUDP通信:TCP/IPまたはUDPなどのネットワークプロトコルを使用して、2つのVI間にネットワーク接続を確立し、データ交換を行うためにデータパケットを送受信します。

それぞれの方法には、適切な使用シーンと特徴がありますので、具体的なニーズに応じて適切な方法を選択してデータの交換を行うようにしましょう。

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