LabVIEWで一行ずつテキストを読み込む方法は?
LabVIEWでは、「文字列読込」関数を使用すると、テキストファイルを1行ずつ読込ができます。基本的な手順を以下に示します。
- 「Open/Create/Replace File」関数でテキストファイルを開きます。
- Read Line 関数を使って、ファイルの各行を読み込みます。この関数をループ内に配置して、ファイル全体を 1 行ずつ読み取ることができます。
- 読み込んだデータを加工・保存する。例えば、配列に入れるなどの処理を行う。
- 全ての行が読み取られるまで繰り返す。
- 「閉じる」関数を使用してファイルを閉じる。
LabVIEWのファイルパスは絶対パスおよび相対パスをサポートしています。正しいファイルパスと適切なファイルアクセス権を持っていることを確認してください。
LabVIEW プログラムの簡単なサンプルを次に示します。
- LabVIEWで新しいVIを作成してください。
- ブロックダイアグラムに「ファイルを開く/作成/置換」関数ドラッグ&ドロップする。
- この関数の出力端子を Read Line 関数の入力端子に接続する。
- Read Lineファンクションをデータの処理や蓄積パートに接続します
- サイクル構造の中で上記の手順3,4を含む。
- 条件付きターミナルを使い、ループを「Read Line」関数と「Close File」関数に接続し直します。
- ファイルパスとその他の引数を適切な関数の入力ターミナルに受け渡す。
- テキストファイルを1行ずつ読み込むためにLabVIEWプログラムを実行する。
以上はテキストファイルを逐次読み込む基本的な方法です。実用的なアプリケーションの要求に応じて、より複雑な操作やエラー処理が必要になる場合があります。