Kubernetesの中でのPodの再起動ポリシーは何ですか?
Kubernetes(K8S)内で、Podの再起動方針とは、Podが障害を起こしたり終了した場合に、KubernetesコントローラーがどのようにPodの再起動を処理するかを指します。K8Sには、三つの一般的なPod再起動方針があります。
- 常に(デフォルト):Podが終了した後、Kubernetesは自動的にPodを再起動します。これはほとんどのアプリケーションに適しており、アプリケーションが常に稼働していることを保証します。
- 失敗時: Podが終了し、終了コードが0ではない場合、KubernetesはPodを再起動します。これは、エラーや異常な状況を処理する必要があるアプリケーションに適しています。たとえば、ネットワーク通信の障害が発生した場合、Podが再起動されて問題を修正しようとする可能性があります。
- 永遠に:Podが終了した後、KubernetesはPodを自動的に再起動しません。これは、一度限りのタスクや自動再起動が不要なアプリケーションに適しています。この方針では、Podが終了した場合、手動で再起動するまで終了状態になります。
Podの設定ファイルでrestartPolicyフィールドを設定することで、再起動ポリシーを指定できます。例えば:
apiVersion: v1
kind: Pod
metadata:
name: my-pod
spec:
restartPolicy: Always
containers:
- name: my-container
image: my-image
このPodは、デフォルトのAlways再起動ポリシーを使用して作成されます。