Kafka の遅延メッセージ処理の仕組み
Kafkaでは、遅延処理メッセージを実現するための次の2つの方法を使用できます。
- Kafkaのメッセージのタイムスタンプ機能を活用する。Kafkaメッセージにはタイムスタンプを設定できるので、メッセージのタイムスタンプを設定することで遅延処理を実現できる。プロデューサーでは、メッセージのタイムスタンプを遅延処理したい時点に設定し、コンシューマーでは、メッセージのタイムスタンプが現在時刻より大きいかどうかを判定する。大きければ、遅延処理が必要なメッセージとなる。
- Kafkaの遅延メッセージの機能を使用する:Kafka 0.11から遅延メッセージの機能が導入された。プロデューサー側でメッセージの遅延時間を設定でき、ProducerRecordのdelayedDeliveryTimeプロパティを設定することで遅延処理が実現できる。Kafkaは指定した遅延時間後にメッセージの配信が行われる。
なお、Kafkaは遅延処理専用のシステムではなく、遅延時間の正確性はKafka自体のメッセージ処理遅延やメッセージ滞留などの影響を受ける可能性がある点に注意してください。遅延要件が厳しい場合には、専用の遅延メッセージキューシステムの使用を検討してください。