k8sコンテナ同士はどのようにお互いにアクセスできますか?
Kubernetes内では、コンテナ同士が相互にアクセスするために以下の方法が使われます:
- Serviceの使用:Kubernetes内のServiceは、グループ内のPodに安定したアクセスポイントを提供します。Serviceを作成し、アクセスが必要なPodをそのServiceのバックエンドに追加することで、他のPodはそのServiceのCluster IPにアクセスすることで、そのService内のPodと通信できます。
- ServiceのDNS名の使用:各ServiceにはDNS名が割り当てられており、このDNS名を使用してService内のPodにアクセスできます。他のPodはServiceのDNS名とポート番号を使用して、そのService内のPodと通信できます。
- Kubernetesクラスター内の各Podは、一意のIPアドレスが割り当てられており、他のPodはそのIPアドレスを使用して直接アクセスできます。
- Kubernetesは、環境変数を使用して、あるPodのIPアドレスとポート番号を他のPodに注入することができます。他のPodは、環境変数を通じて必要なPodにアクセスするためのアドレスとポート番号を取得し、そのPodと通信できます。
上記の方法でコンテナ間通信を行う際には、Podが属する名前空間やネットワークポリシーなどの構成がお互いの通信を許可するように確認する必要があります。また、ノードをまたいだ場合には、ネットワークプラグインや基礎ネットワーク構成が正しく設定されていることも確認し、コンテナ間の通信が正常に行われるようにする必要があります。