k8sのイメージ取得ポリシーは何ですか?
K8sのイメージ取得ポリシーは、Kubernetesクラスター内でポッドを作成または更新する際に、必要なイメージをイメージレポジトリから取得する方法を指します。
K8sは以下のいくつかのイメージ取得戦略に対応しています。
- 常に:常に最新のイメージをイメージレジストリから取得しようとします。イメージが存在しない場合、エラーが返されます。
- IfNotPresent: まず、必要なイメージがローカルノードに存在するかどうかを確認し、存在する場合はローカルイメージを使用し、そうでない場合はイメージリポジトリから取得を試みます。
- 存在するローカルノード上のイメージのみを使用し、必要なイメージがない場合はエラーが返されます。
これらの戦略は、Podのspec内のimagePullPolicyフィールドで設定することができます。例えば、
apiVersion: v1
kind: Pod
metadata:
name: my-pod
spec:
containers:
- name: my-container
image: my-image
imagePullPolicy: IfNotPresent
上記の例では、イメージのプルポリシーが「IfNotPresent」に設定されており、ローカルノードにすでに「my-image」という名前のイメージが存在する場合はそのローカルイメージを使用し、存在しない場合はイメージリポジトリからプルしようとします。