JSP でサーブレットの渡した値を取得する方法
JSPにてサーブレットから渡された値を取得するには、EL式かJSTLタグを利用できます。
- EL式を使用してパラメータ値を取得する:
パラメータ名の EL 式 ${paramName} を使用することで、JSP 内から直接、サーブレットで受け渡されたパラメータ値を取得できます。ここで、paramName はパラメータ名を意味します。
たとえば、サーブレットが「username」という名前のパラメーターを渡した場合、JSPでは${username}でそのパラメーターの値を取得できます。
- JSTLタグを使ってパラメータ値を取得する
JSPでは JSTL タグライブラリに含まれる タグを使い Servlet から渡されたパラメータ値を取得できます。
まずJSPページの先頭にJSTLタグライブラリを取り込む必要があります:
<%@ taglib prefix="c" uri="http://java.sun.com/jsp/jstl/core" %>
c:out タグは、パラメータの値を取得する必要がある場所で使用する必要があります。
<c:out value="${param.paramName}" />
paramNameはパラメータ名です。
EL式やJSTLタグでは、POSTやGETリクエストで渡された値しか取得できないので注意してください。サーブレットが他の方法(リクエスト属性など)で値を渡す場合は、Javaコードで取得する必要があります。