JSP間でデータをやり取りの方法

JSP 間でデータをやり取りする手法は、主に以下のものがあります。

  1. データをURLパラメータとして渡すには、URLの一部としてデータを次のJSPページにリンクやリダイレクトで渡します。データは送信元のJSPページのURLに追加され、宛先のJSPページでrequest.getParameter()メソッドを使用して取得されます。
  2. リクエスト属性を使ってデータを渡す:ソースのJSPページで、request.setAttribute()メソッドを使用してデータがリクエスト属性として設定され、ターゲットのJSPページでrequest.getAttribute()メソッドを使用してデータを取得する。
  3. セッション属性(Session Attribute)を使ってデータを渡す。
    元のJSPページで、session.setAttribute()メソッドでデータをセッション属性に設定する。
    次に、送信先のJSPページで、session.getAttribute()メソッドでデータを取得する。
    この方法は、複数のJSPページ間でデータを共有する必要がある場合に適している。
  4. 非表示フォームフィールドを使用してデータを渡す。HTMLフォームに非表示の入力ボックスを追加し、データをボックスの値として設定し、フォームを送信時に次のJSPページにデータを渡す。宛先のJSPページで、request.getParameter()メソッドを使用して非表示のボックスの値を取得する。
  5. リダイレクトを使用してデータをストリームする:送信元 JSP ページで response.sendRedirect() メソッドを使用して、データを URL パラメーターとして次の JSP ページに渡します。宛先 JSP ページで request.getParameter() メソッドを使用してデータを取得します。
  6. クッキーを使って情報をやり取りする: 送信元のJSPでresponse.addCookie()を使って情報をクッキーに設定し、送付先のJSPでrequest.getCookies()を使ってクッキーを取得して情報を取り出す。
  7. EL式によってデータの受け渡しを行います。EL(Expression Language)とは、JSPページ内でデータをアクセスしたり操作したりする簡単な手段です。元のJSPページ内にてEL式を使用して、データを変数として設定し、先のJSPページにてEL式を使用して、変数の値を取得します。

これらの手法は、具体的なニーズや状況に応じて使い分けが可能です。

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