JSPのインクルードディレクティブの使い方
JSP では、<%@ include %> ディレクティブは静的なファイルを現在のJSPページに取り込むために使用されます。その用法は以下のとおりです。
<%@ include file="filename" %>
ファイル名は、インクルードされたファイルのパスで、相対パスか絶対パスです。インクルードされたファイルは、JSP のコンパイル時に、現在のページの位置に挿入され、2 つのファイルを 1 つのファイルに結合して処理することと同じです。
なお、インクルード可能ファイルは、JSPファイル、HTMLファイル、テキストファイルなどになりますが、JSPアクションとJSPスクリプトは含まず、静的なコンテンツのみを含みます。インクルードファイル内のJSPディレクティブ、宣言、式はすべて無視されます。
インクルードディレクティブの主な目的は、一般的な部分を抽出し、複数のJSPページで同じコードを共有して、コードの再利用性と保守性を向上させることです。さらに、インクルードディレクティブはコンパイル時に処理されるため、ページの読み込み速度を向上できます。