JSPインクルードディレクティブの機能

JSPインクルードディレクティブは、JSPページに他のファイルの内容をインクルードする際に使用されます。以下のような機能があります。

  1. コード再利用: include ディレクティブを使用することで、汎用のコード部分やページのフラグメントを複数の JSP ページに組み込むことができ、コードの重複記述が回避されます。
  2. モジュラー開発:異なるモジュールのコードを異なるファイルに配置することで、保守性と可読性を向上できます。include コマンドを使用すると、これらのモジュール ファイルがメインの JSP ページに簡単に組み込めます。
  3. includeディレクティブにより動的に複数のJSPページを1つのページに結合し、動的ページ生成と結合を実施。
  4. 動的インクルード:includeディレクティブは、ページの実行時に他のファイルの内容を動的にインクルードでき、条件によってインクルードするファイルを切替えることができます。

なお、include 文はサーバ側で実行され、インクルードされるファイルの内容を主ファイルに埋め込み、まとめてクライアントに送信するという動作をします。これは、クライアント側で実行する HTML の iframe タグとは挙動が異なります。

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