jmeter で レスポンスからデータを抽出する方法
JMeterでレスポンスデータを取得する方法には、さまざまなものがあります。これは、テストのニーズとテスト対象のアプリケーションによって異なります。
一般的な方法を以下に示します。
- JMeterに標準装備の後処理機能である正規表現エクストラクタを使用します。この後処理機能は、正規表現を使用してレスポンスから特定のデータを抽出します。正規表現エクストラクタを使用することで、HTTPリクエストの「レスポンスデータ」または「レスポンスヘッダ」から必要なデータを抽出できます。この抽出されたデータは、JMeterの変数に保存されます。
- XPath Extractorを使用したjmter内蔵ポストプロセッサで、XPath式を使ってXML応答からデータを抽出可能です。HTTPリクエストのレスポンスデータにXPath式を指定し、抽出したデータをJMeter変数に格納できます。
- レスポンスがJSON形式の場合は、JMeterに用意されているJSON Extractorを使用して必要なデータを抽出できます。HTTPリクエストの「レスポンスデータ」でJSONパスのエクスプレッションを使用し、その後、抽出されたデータをJMeter変数に格納する必要があります。
- BeanShell後処理機能を使用:標準の機能では十分でない場合、BeanShell後処理機能を使用して、独自のJavaコードを作成してデータ抽出を行うことができます。JMeter提供のAPIを利用してBeanShellスクリプトを利用し、レスポンスデータの取得と処理を実行することができます。
それぞれの方法は適した場面と使い方があり、皆さんの実態に合わせたものを選択します。