Jenkinsの設定による、Javaの自動デプロイメント

Jenkins で Java アプリケーションを自動デプロイできるようにするには、次の手順に従います。

  1. Jenkinsをインストール:最初に、サーバにJenkinsをインストールする必要があります。OSによって適したインストール方法を選択できます。インストール後、Jenkinsサービスを開始します。
  2. Jenkinsジョブの作成:Jenkinsコンソールで新しいジョブを作成します。 「フリースタイルのソフトウェアプロジェクトをビルド」オプションを選択します。
  3. ソースコード管理を設定する:ジョブ設定ページの「ソースコード管理」セクションで、コードリポジトリのタイプ(Git や Subversion など)を選択し、対応するリポジトリの URL と認証情報を指定します。
  4. ビルドトリガーの設定:ジョブ設定ページの「ビルドトリガー」セクションで、適切なトリガ方式を選択します。定期的にビルドしたり、コードをコミットしたり、その他のトリガー方式を選択できます。
  5. ジョブ設定の「ビルド」セクションでビルドステップを設定します。Java アプリケーションのビルドでは Maven または Gradle を使用できます。Maven を選択した場合、ここで Maven ビルドステップを追加して、対応する Maven コマンドとパラメータを入力できます。Gradle を選択した場合、Gradle ビルドステップを追加して、対応する Gradle タスクを入力できます。
  6. ジョブの設定画面の「ビルド後操作」部分で、適宜、ビルド後操作を指定します。たとえば、ビルド結果のアーカイブや、ビルドレポートの公開、別のサーバーにビルド結果をデプロイするなどができます。
  7. 設定を保存してビルドを手動起動する:ジョブ設定を完了したら、設定を保存してビルドを手動起動します。Jenkinsはビルドのトリガに応じてビルドを実行し、指定のビルド手順を実行します。

これにより Jenkins を使用して Java アプリケーションの自動デプロイが可能になり、コードがコミットされるか定期的にトリガーされると、Jenkins は最新のコードを自動的にプルし、ビルドの手順を実行し、ビルドの結果を指定されたターゲットサーバにデプロイします。

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