JDKの環境変数の設定方法(詳細な手順)

JDK(Java Development Kit)の環境変数の設定は、以下のステップに分けることができます。

  1. JDKのインストールファイルをダウンロードしてください:最初に、Oracleの公式ウェブサイトから、お使いのオペレーティングシステムに適したJDKのインストールファイルをダウンロードする必要があります。ご自身のオペレーティングシステムのバージョンとビット数(32ビットまたは64ビット)に対応したインストールファイルを選択してください。
  2. JDKをインストールするには、JDKのインストールファイルをダブルクリックして実行し、インストールウィザードの指示に従ってインストールします。適切なインストールパスを選択し、通常はデフォルトのパスにJDKをインストールすることをお勧めします。
  3. JDKのインストールパスを検索します:インストールが完了したら、選択したインストールパス内のJDKのインストールディレクトリを見つけてください。例えば、Windowsシステムでは、デフォルトのインストールパスは「C:\Program Files\Java\jdkバージョン番号」です。
  4. JAVA_HOME環境変数を設定するには、コントロールパネルを開き、「システムとセキュリティ」をクリックし、「システム」を選択して、「高度なシステム設定」をクリックします。表示されるダイアログボックスで「環境変数」ボタンをクリックします。システム変数リストで「新規」ボタンをクリックします。「変数名」フィールドに「JAVA_HOME」を入力し、「変数値」フィールドにJDKのインストールパス(ステップ3で見つけたパス)を入力し、「OK」ボタンをクリックします。
  5. “Path”環境変数を設定するには、システム変数リストで”Path”という変数を見つけて、その変数をダブルクリックし、”変数値”フィールドの末尾に”%JAVA_HOME%\bin”を追加してください。異なるシステムでは、異なるパス区切り記号が使用される場合があるため、Windowsシステムではセミコロン(;)がパス区切り記号として使用されます。設定が完了したら、”OK”ボタンをクリックしてください。
  6. CLASSPATH環境変数を設定する(任意):Javaのライブラリやサードパーティのライブラリを使用する場合は、CLASSPATH環境変数を設定できます。システム変数リストで「新規」ボタンをクリックしてください。”変数名”フィールドに”CLASSPATH”を入力し、”変数値”フィールドに含めたいライブラリのパスを入力し、複数のパスをセミコロン(;)で区切ってください。完了後、「OK」ボタンをクリックしてください。
  7. 構成の確認:コマンドプロンプトまたはターミナルウィンドウを開き、以下のコマンドを実行してJDKの環境変数構成を確認します。
  8. javaのバージョン
    javacのバージョン
  9. JDKのバージョン情報が表示されていれば、設定は成功しています。

JDK環境変数の設定手順は以上です。ただし、これらの手順は操作システムやバージョンによって異なる場合がありますので、具体的な状況に合わせて調整してください。

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