jdkに含まれているJVMの監視ツールは何ですか?
JDKに付属するJVMモニタリングツールには、以下の種類があります。
- jps(JVMプロセスステータスツール)は、JVM上で実行されているJavaプロセスの情報を表示するためのツールです。プロセスIDやメインクラス名などが確認できます。
- jstat(JVM統計モニタリングツール)は、JVM内部での実行データを収集して表示するためのツールであり、ガーベージコレクションの統計やクラスのロードなどの情報を得ることができます。
- jinfo(Javaの構成情報):JVMの実行時構成パラメーター(ヒープサイズ、スレッドスタックサイズなど)を表示および変更するためのツール。
- jmapは、Javaのメモリマップを生成し、オブジェクトの分布やメモリリークの検索など、メモリ使用状況の分析に使用される。
- jstackはJavaのスタックトレースを生成するために使用され、スレッドの状態を分析するためにJVMのスレッドスナップショットを取得します。これにより、デッドロックの検出やスレッドの呼び出し履歴などが確認できます。
- jcmd(JVM Diagnostics Tool)は、実行中のJVMに対してスレッドダンプ、ヒープダンプなどの診断コマンドを送信するためのツールです。
- jconsole(Java 監視および管理コンソール)は、グラフィカルなインターフェースを提供し、JVMのメモリ、スレッド、クラスのロード、ガベージコレクションなどの情報をリアルタイムで監視および管理するためのものです。
- VisualVM(ビジュアル・ジャバ・プロファイラー)は、NetBeansプラットフォームを基盤とした可視化ツールで、JVMのモニタリング、メモリ分析、パフォーマンスチューニングなどの機能を提供しています。
上記は、JDKに含まれるいくつかの一般的なJVMモニタリングツールです。必要に応じて適切なツールを選択して使用できます。