JDKとJREの関係

Java 開発と実行における重要な 2 つのコンポーネントは、Java Development Kit(JDK)と Java Runtime Environment(JRE)です。

JDKはJava開発に必要なツールやライブラリを備えたJava開発キットで、Javaプログラムの開発、デバッグ、コンパイルに使用できます。JDKはJREのすべての内容を含み、さらにJavaコードを書くためのコンパイラ(javac)、デバッガ(jdb)などの開発ツールも備えています。そのため、Javaプログラムを開発するにはJDKが必要です。

JREはJavaの実行時環境であり、Javaプログラムの実行に必要なすべてのランタイムライブラリや仮想マシンが含まれています。JREはJavaプログラムを実行できますが、開発やデバッグ用のツールは含まれていません。そのため、Javaプログラムを実行するだけでよい場合は、JREのみをインストールすれば済みます。

簡単にいうと、JDKはJavaプログラムを開発するためのツールキットであり、JREはJavaプログラムを実行するためのランタイム環境です。JDKはJREを含んでおり、さらに開発に必要なツールやライブラリも含まれています。

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