JConsole のインストールと使用方法

jconsoleは、Javaアプリケーションをモニタリング・管理するためのJava標準のツールであり、Java仮想マシン(JVM)のパフォーマンスやリソース使用率をモニタリング・管理します。

JConsoleのインストールおよび使用は、以下の手順で行えます。

  1. Java Development Kit (JDK) がインストールされていることを確認してください。jconsole はJDKの一部なので、JDKをインストールすると自動的にインストールされます。
  2. コマンドプロンプトまたはターミナルウィンドウを開きます。
  3. jconsoleコマンドを入力してEnterキーを押すとjconsoleツールが起動します。
  4. jconsoleツールはウィンドウを表示し、お使いのコンピューターで実行されているJavaアプリケーションの一覧を表示します。モニタするJavaアプリケーションを選択して、「接続」ボタンをクリックしてください。
  5. jconsoleは選択したJavaアプリケーションに接続し、アプリケーションのパフォーマンスとリソース使用状況についての情報を表示します。

jconsoleでは、Javaアプリケーションのスレッド、メモリ、CPU、クラスローダー、ガベージコレクションなどの情報を取得できます。また、jconsoleではスレッドスタックのエクスポートやガベージコレクションの実行、JVMガベージコレクタの起動などの診断操作を実行できます。

ご留意ください。jconsoleツールはローカルでのみ監視が可能で、他のコンピュータで動作しているJavaアプリケーションにリモート接続できません。Javaアプリケーションをリモートで監視する必要がある場合は、Java Mission Control(JMC)ツールの利用をご検討ください。

お役に立てば幸いです!

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