Java valueOfメソッドとは?型変換と使い方の基本
Javaでは、valueOf()メソッドは通常、他のデータ型を対応するラッパークラスオブジェクトに変換するために使用されます。たとえば、Integer.valueOf()を使用すると、int型をIntegerオブジェクトに変換し、Double.valueOf()を使用すると、double型をDoubleオブジェクトに変換することができます。
サンプルコードは以下の通りです:
int intValue = 10;
Integer integerValue = Integer.valueOf(intValue);
double doubleValue = 3.14;
Double doubleObject = Double.valueOf(doubleValue);
valueOf()メソッドは、文字列を対応するラッパークラスのオブジェクトに変換するためにも使用できます。例えば、Integer.valueOf()を使用して文字列”10″をIntegerオブジェクトに変換したり、Double.valueOf()を使用して文字列”3.14″をDoubleオブジェクトに変換したりすることができます。
以下はサンプルコードです。
String strValue = "10";
Integer integerValue = Integer.valueOf(strValue);
String strDoubleValue = "3.14";
Double doubleObject = Double.valueOf(strDoubleValue);
valueOf()メソッドの注意点は、新しいラッパーオブジェクトを返すことであり、元の値や文字列自体ではないということです。