Javaで大きなファイルを中断可能な方法でアップロードする方法は?
大容量のファイルを部分的にアップロードする方法としては、ブレークポイント・レジュームを利用する方法があります。実装方法の一例を以下に示します。
- クライアントはアップロードする大容量ファイルを複数の小さなブロックに分割し、各ブロックの開始位置とサイズを記録します。
- 接続が確立されると、クライアントはサーバーに対してアップロード要求を送信し、ファイル名や合計ファイルサイズなどの情報を伝えます。
- サーバーがアップロードリクエストを受け取ったら、同じファイル名のファイルがすでに存在するかどうかを判断します。存在する場合、クライアントが送信したファイルブロック情報に基づいて、サーバーにすでに受信したファイルブロックを確認し、欠落しているファイルブロックを見つけます。
- サーバからクライアントに、存在するファイルブロック、および再アップロードが必要なファイルブロックを通知する応答が送信されました。
- クライアントはサーバから受信する応答に従って、欠けているファイルブロックと存在しているファイルブロックをそれぞれアップロードします。
- サーバーはクライアントからアップロードされたファイルチャンクを受け取ると、それを一時ファイルに保存します。
- クライアントがすべてのファイルブロックをアップロードした後、アップロード完了リクエストをサーバーに送信します。
- サーバーはアップロード完了リクエストを受信すると、一時ファイルから完全なファイルへ結合し、一時ファイルを削除します。
- サーバーとクライアントが切断され、アップロードは完了しました。
サーバー側で各アップロードファイルチャンクを認識して保存し、チャンク情報に基づいてそれらを完全なファイルにマージでき、クライアント側でアップロードしたファイルチャンク情報を記録し、サーバー側の応答に基づいて適切なアップロード操作を行えるようにしておく必要がある。また、アップロードファイルチャンクを失ったり破損したりしないように、ファイルチャンクのアップロード時にチェックサムによる検証を行っておくとよい。