Javaからインターフェイスを呼び出す際の注意点
Javaにおけるインターフェース呼び出し時の注意点を以下に示します。
- インターフェイスは直接インスタンス化できず、インターフェイスを実装したクラスを作成してオブジェクトを作成します。そのため、最初にインターフェイスを実装したクラスのオブジェクトを作成し、そのオブジェクトを使用してインターフェイス内のメソッドを呼び出します。
- インターフェイスのメソッドを呼び出すとき、実装クラスでそのメソッドを実装する必要があります。実装クラスがインターフェイスのすべてのメソッドを実装していない場合、その実装クラスは抽象クラスとして宣言する必要があります。
- インターフェースを実装したクラスでは、インターフェースに記述されたメソッドをすべて実装する必要があります。これを実施しないと、コンパイラエラーになります。
- インターフェースを複数実装しているクラスは、実装しているインターフェースに定義されているすべてのメソッドを実装する必要がある。
- インターフェース型参照あるいは実装型参照のどちらを使用しても、インターフェースのメソッドを呼び出すことができます。
- インターフェース内のメソッドが静的であれば、インターフェース名から直接メソッドを呼び出すことができます。
- インターフェース内のメソッドはデフォルトではパブリックであり、他のクラスから直接呼び出すことができます。インターフェース内のメソッドを他のクラスから直接呼び出したくない場合は、メソッドをプライベートにすることができます。
- インターフェイスでメソッドを呼び出す際は、そのメソッドのアクセス修飾子に注意する必要があります。インターフェイスのメソッドがパブリックであれば、どこからでも呼び出すことができます。デフォルトであれば、同じパッケージ内でのみ呼び出すことができます。プライベートであれば、インターフェイス内でのみ呼び出すことができます。
全体として、インタフェースを呼び出す際は、インタフェースの実装とインタフェースメソッドの実装、インタフェースメソッドの呼び出しにおける課題に注意する必要がある。