Java のブレークポイントの使い方は?
Javaのデバッグでは、プログラムの実行中に、特定のコード行でプログラムの実行を一時停止して、変数の値を調べたり、プログラムの実行フローを確認したり、コールスタックを調べたりするために、ブレークポイントが主に使用されます。
Javaのブレークポイントの一般的な用途は次のとおりです。
- ブレークポイント設定:IDE(統合開発環境)では、コード行の左側の空白をクリックするか、ショートカットキー(例:Ctrl+Shift+B)を使用してブレークポイントを設定できます。
- デバッグモードの実行:プログラムのデバッグモードを起動することで、ブレークポイントでプログラムの実行を一時停止できます。
- ブレークポイントデバッグ: 一旦プログラムが設定したブレークポイントに達すると、自動的に停止し、その時変数の値、コールスタックなどの情報を見たり、コードを逐次実行したり、各ステップの実行結果を確認したりできます。
- 条件付きブレークポイント:特定の条件を満たした場合のみプログラムの実行を停止するブレークポイントを設定することができ、より詳細なデバッグを行うことができます。
- 中断と続行: ブレークポイントで一時停止した後、デバッグツールバーまたはショートカットキーによってプログラムの実行を続行または中断させます。
- ウォッチ式:デバッグ中に各変数をウォッチ式に登録することで、リアルタイムでその変数の値の変化を確認できます。
- 逐次実行:コードを一行一行実行でき、各ステップの実行結果と変数の変化を確認できます。
- 異常ブレークポイント:例外が発生した時にプログラムの実行を停止して、例外の原因を調査するためにブレークポイントを設定する
Javaでブレークポイントを使用すると、開発者はプログラムの問題を特定して解決し、デバッグの効率を高めるのに役立ちます。