Java ダンプファイル分析ツールの使用方法
Javaダンプファイル解析ツールを使用するには、まず、ご使用のオペレーティングシステムに適合したツールをダウンロードしてインストールする必要があります。
以下の手順でMATを使用してJavaダンプファイルの分析を行うことができます。
- お使いのオペレーティングシステムに適したバージョンを選択して、MAT ツールをダウンロードしてインストールしてください。
- MATを開き、「ファイル」メニューから「ファイルを開く」を選択してJavaダンプファイルを選択します。
- MAT はダンプ・ファイルのロードと分析を行います。完了には、ダンプ・ファイルのサイズと複雑さによって時間がかかる場合があります。
- 分析が完了すると、MAT にヒープ ダンプの分析レポートが表示されます。レポート内のさまざまなオプションやビューから、オブジェクトの件数、サイズ、参照関係など、メモリ使用状況の詳細な調査と分析ができます。
- MATツールを使えば、メモリリークやパフォーマンス問題を調べる、その他診断や最適化操作を実行できます。
VisualVMによるJavaダンプファイル解析の手順は類似しています
- オペレーティングシステムに応じて適切なバージョンを選択してVisualVMツールをダウンロードしてインストールしてください。
- VisualVM を起動し、ファイル メニューからロードを選択して、Java ダンプ ファイルを読み込みます。
- VisualVMはダンプファイルをロードして解析し、サマリー情報とヒープダンプデータを表示します。
- VisualVM のさまざまなオプションとビュー(ヒープダンプブラウザ、ガベージコレクタ、スレッド、クラスなど)を使用して、メモリ使用状況の詳細を調査および分析できます。
- VisualVMは、CPUおよびメモリアナライザなど、パフォーマンスのボトルネックやメモリの問題を見つけるのに役立つその他の監視および分析ツールも提供しています。
MATおよびVisualVMいずれを使用しても、より高度な分析および最適化操作については、自身のニーズや好みに合わせて選択できます。これらのツールは一般的に、Javaアプリケーションのメモリ使用状況をより深く理解し最適化するために役立つ、豊富な機能とオプションを提供します。