Javaのブレークポイントの使い方

Java開発では、デバッグ時にブレークポイントが使用できます。ブレークポイントを使用する手順を以下に示します。

  1. デバッグするJavaファイルをIDEで開き、ブレークポイントを設定する行を探します。
  2. 行番号にあるマウスの左ボタンをクリックするか、コントロールキーとシフトキーとBキーのショートカットキーを使用して、行番号に赤い丸が表示され、ブレークポイントが設定されたことを示します。
  3. プログラムを実行するには、デバッグモードで実行することもできます。一般に、IDE のツールバーにある「デバッグ」ボタンを見つけてクリックします。または、ショートカットキー F5 を使用します。
  4. プログラムはブレークポイントで自動的に停止し、その時点で現在の変数値やコールスタックなどの情報を確認することができます。
  5. デバッグツールバーの「ステップイン」ボタン(ショートカットキー:F7)を使ってコードを一行ずつ実行したり、「ステップオーバー」ボタン(ショートカットキー:F8)を使って現在の行のコードをスキップして次の行を実行することもできます。
  6. デバック中に変数の値を確認するには、局部変数やメンバ変数の値を「変数ウインドウ」で確認するか、「式ウインドウ」で式を評価して値を確認します。
  7. デバッグ・ツールバーに表示される「Resume」ボタン(ショートカットキー:F9)をクリックすると、プログラムは次のブレークポイントまたはプログラム終了まで実行を続けます。

ブレークポイントを使えば、プログラムの実行過程を簡単に追跡し、問題の特定やデバッグを行うことができます。

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