Javaで実行結果が文字化けする原因
Javaの実行結果が文字化けする原因として考えられるケース
- 文字コードの不一致:文字コードが不一致の状態で入力・出力をすると文字化けが発生します。例えば、UTF-8でエンコードされた文字列を、ISO-8859-1で出力すると文字化けします。
- 文字コード変換エラー:文字コード変換の際、間違った変換方式やパラメータを使用すると文字化けが発生します。
- システムのデフォルトエンコーディング設定が正しくない:Javaはシステムのデフォルトエンコーディング文字の入出力に使用されるため、システムのデフォルトエンコーディング設定が正しくないと文字化けが発生します。
- 通信時の文字コードの違い、通信時のデータ欠落・破損も原因となる。
- ファイルのエンコード問題:ファイルをよみこむとき、ファイルのエンコード形式とプログラムの想定するエンコード形式がちがうと、文字化けします。
- 文字列連結問題:文字列連結時に異なる文字コードの文字列をそのまま結合すると文字化けします。
エンコード変換の際には文字コードをプログラム上で明示的に指定し、適切な変換方式を用いて変換を実施することや、文字コードの統一に留意することで文字化けを防ぐことができます。