Insert文をSelect文に含める

SELECT文にINSERT文を埋め込むことは一般的ではありません。INSERT文はデータをテーブルに挿入するために用いるのに対し、SELECT文はデータを検索するために用いるためです。

データ挿入前にデータをいくつかのデータを参照し、その結果を一緒にテーブルに挿入したい場合は、サブクエリを使用して挿入するステートメントを `SELECT` 文に置き換えることができます。

たとえば、A表とB表があるとして、A表にある特定の条件を満たすデータをB表に挿入したい場合、以下の文を使用できます。

INSERT INTO tableB (column1, column2, ...)
SELECT column1, column2, ...
FROM tableA
WHERE condition;

上の文では、Insert文はB表にデータを挿入し、Select文はA表から特定の条件を満たすデータを選択し、その列の値をB表に対応する列に挿入します。

挿入する列と参照する列は、データ型と順序が同じである必要があります。

bannerAds