InitializeComponent() メソッド (C#)

1年 ago
夏樹, 風
1 minute

InitializeComponent()メソッドは、Windows Formsアプリケーションのフォームクラスで自動生成されるメソッドで、フォーム内の各種コントロールや関連するコンポーネントを初期化する役割を持ちます。

C# では、以下の手順で InitializeComponent() メソッドを編集できます。

  1. フォームのデザインビューを開きます。
  2. フォーム コード ファイル内で InitializeComponent() メソッドがあることがわかります。このメソッドはフォーム クラスのコンストラクタの後にあります。
  3. InitializeComponent() メソッドのコードを編集して、コントロールやその他のコンポーネントを追加、変更、または削除します。これらは、フォーム デザイナーを使用するか、またはコードを手動で記述することによって視覚的に実行できます。
  4. フォームのデザインビューを保存して閉じる。

ボタンとラベルを追加したフォームの初期化コードを示すInitializeComponent()メソッドのサンプルを以下に示します。

private void InitializeComponent()
{
this.button1 = new System.Windows.Forms.Button();
this.label1 = new System.Windows.Forms.Label();
this.SuspendLayout();
//
// button1
//
this.button1.Location = new System.Drawing.Point(100, 100);
this.button1.Name = "button1";
this.button1.Size = new System.Drawing.Size(75, 23);
this.button1.TabIndex = 0;
this.button1.Text = "Click me";
this.button1.UseVisualStyleBackColor = true;
//
// label1
//
this.label1.AutoSize = true;
this.label1.Location = new System.Drawing.Point(100, 200);
this.label1.Name = "label1";
this.label1.Size = new System.Drawing.Size(35, 13);
this.label1.TabIndex = 1;
this.label1.Text = "Label";
//
// Form1
//
this.ClientSize = new System.Drawing.Size(300, 300);
this.Controls.Add(this.label1);
this.Controls.Add(this.button1);
this.Name = "Form1";
this.ResumeLayout(false);
this.PerformLayout();
}

この例では、InitializeComponent()メソッドは、button1という名前のボタンと、label1という名前のラベルを作成し、それらをフォームのコントロールコレクションに追加します。ボタンは座標(100, 100)の位置に配置され、ラベルは座標(100, 200)の位置に配置されます。フォームのサイズは300×300ピクセルに設定されています。

なお、これはあくまでもサンプルであり、実際の開発ではInitializeComponent()メソッド内にさらに多くのコントロールやその他のコンポーネントが含まれる可能性があります。

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