Informix SQL関数の使用法
InformixのSQL関数は、データを操作・変換するためのツールです。SELECT文で使用され、データベースからデータを取得する際に特定の操作を行います。以下に、InformixのSQL関数の一般的な使用例を記載します。
- 集計関数:AVG(平均値)、SUM(合計)、COUNT(件数)、MAX/MIN(最大/最小値)などの統計情報をグループの値から計算する。
- 文字列関数: 文字列を扱い操作するもので、CONCAT(文字列の連結)、SUBSTRING(部分文字列の抜き出し)、UPPER/LOWER(文字列の大文字/小文字変換)やLENGTH(文字列の長さ取得)などがあります。
- 数値関数: ROUND(四捨五入)、TRUNC(小数点以下切り捨て)、ABS(絶対値)、MOD(剰余を返す)など数値データの処理と操作を行う関数
- 日付・時刻関数:CURRENT(現在の日時を取得)、DATE(日付部分の抽出)、TIME(時刻部分の抽出)、TIMESTAMP(日付と時刻を組み合わせてタイムスタンプを作成)など、日付・時刻データを扱う
- 特定の条件に基づいて異なる値を返す関数は、CASE(条件によって異なる値を返す)、COALESCE(最初の非 NULL 値を返す)などがあります。
- データ型変換関数:データ型を別のデータ型に変換に使用される関数。 CAST(データ型を別のデータ型に変換)、TO_CHAR/TO_NUMBER/TO_DATE(文字列を文字、数値、または日付に変換)
Informix SQL関数は、これら以外にも多種多様な用途があり、必要に応じてさまざまな操作が実行できます。