HTML5 の position をより深く理解する

HTML5では、positionプロパティは、ドキュメント内で要素の位置を制御します。4つのオプションがあります、static(デフォルト)、relative、fixed、absoluteです。

  1. 静的:エレメントの配置は、既定のドキュメントの流れに従い、top、bottom、left、rightプロパティの影響を受けません。
  2. 配置:文書中の要素の位置を基準にして行います。要素の相対的位置はtop、bottom、left、rightプロパティで調整できますが、ほかの要素の配置には影響しません。
  3. 画面がスクロールしても、要素はブラウザ画面に対して固定表示されます。位置調整は、top、bottom、left、rightの属性で指定します。
  4. 絶対:要素は最も近い祖先の配置済み要素を基準に配置されます(配置済み祖先要素がない場合は文書を基準にします)。top、bottom、left、right 属性を使用して要素の位置を調整できますが、他の要素のレイアウトに影響します。

上記 4 つの値に加えて、position プロパティには sticky という値があり、固定位置と相対位置の混合位置に要素を配置します。要素は通常のドキュメント フローに基づいて配置され、スクロールが指定されたオフセット位置に達すると固定位置になります。

ポジションプロパティにより、ページ内での要素の配置を自在に制御し、さまざまなレイアウトを実現できます。

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