How to use the xargs command in Linux? Linuxでのxargsコマンドの使い方は?
xargsコマンドは、Linuxでstdinからデータを読み取り、他のコマンドにパラメータとして渡すために使用されます。このコマンドは、多くのパラメータを含むコマンドを処理する際に主に使用されます。以下はxargsコマンドの基本的な構文と使用例です:
xargsコマンドの基本構文は、[オプション] [コマンド]です。
常用オプション:
-0:改行や空白ではなく、nullを区切り文字として使用する。
-I<置換文字列>:コマンドの引数を置換するために<置換文字列>を使用する。
-n<引数の数>:コマンドを実行する際に使用する引数の数。
-t:コマンドを実行する前に実行する予定のコマンドを出力する。
使用例:
- 標準入力の各行のテキストをechoコマンドに引数として渡す:
echo “one two three” | xargs echo
出力:one two three - ファイルから1行ずつテキストを読み取って、それをlsコマンドに引き渡す:
cat file.txt | xargs ls
結果:file1.txt file2.txt file3.txt - file.txtのコンテンツを1行ずつgrepコマンドに渡し、ファイル内でマッチする行を検索します:
cat file.txt | xargs -I{} grep {} file_to_search.txt
結果:マッチした行 - nullを区切り文字として使用して、標準入力の引数をコマンドに渡します:
echo “one two three” | xargs -0 echo
出力:one two three - コマンドを実行するときは、常に2つの引数を使います:
echo “one two three” | xargs -n2 echo
結果:
one two
three
これらの例は、xargsコマンドの一般的な使用法の一部です。具体的な要件に応じて、他のコマンドやオプションと組み合わせてxargsを使用することもできます。xargsコマンドの詳細については、man xargsコマンドを使用して詳細情報を確認できます。