Hibernate キャッシュ設定方法と最適化【徹底解説】
Hibernateのキャッシュを有効にするには、次の手順に従います。
- Hibernateの設定ファイル(たとえばhibernate.cfg.xml)にキャッシュ関連の属性を設定します。
<property name="hibernate.cache.use_second_level_cache">true</property>
<property name="hibernate.cache.use_query_cache">true</property>
- エンティティクラスのキャッシュ戦略を設定し、エンティティクラスのアノテーションやXMLマッピングファイルにキャッシュ関連の設定を追加してください。例えば:
@Entity
@Cacheable
@Cache(usage = CacheConcurrencyStrategy.READ_WRITE)
public class User {
//...
}
- Hibernateのデフォルトのキャッシュプロバイダ(例:Ehcache)を使用するか、カスタムのキャッシュ実装を選択できます。
- 検索時には、パフォーマンスを向上させるために、クエリキャッシュを使用することができます。例えば、
Query query = session.createQuery("from User where id = :id");
query.setParameter("id", 1);
query.setCacheable(true);
User user = (User) query.uniqueResult();
Hibernateでキャッシュを有効にし、設定することで、システムの性能と応答速度を向上させることができます。