Hadoopのログ記録をどのように開始しますか?

Hadoopでは、設定ファイルを使用してログ記録機能を有効にしたり構成したりすることができます。以下には、Hadoopのログ記録を有効にし構成するための手順がいくつかあります。

  1. Hadoopのログ設定ファイルlog4j.propertiesを開く。このファイルは、Hadoopのインストールディレクトリ内のetc/hadoopディレクトリにあります。
  2. log4j.propertiesファイルで、ログレコードに関連する設定項目を見つけます。通常、これらの設定項目は”log4j.logger”で始まります。例えば、HadoopのNameNodeのログ記録を設定する場合、次の設定項目を見つけることができます:
log4j.logger.org.apache.hadoop.hdfs.server.namenode=DEBUG,console
  1. ログレベルを変更してください。必要に応じて、ログレベルをDEBUG、INFO、WARN、ERRORなどに調整することができます。例えば、ログレベルをDEBUGに変更してください。
log4j.logger.org.apache.hadoop.hdfs.server.namenode=DEBUG,console
  1. ログの出力先を設定してください。ログの出力位置を指定するには、出力先を変更することができます。例えば、ログをコンソールとファイルに出力するように設定できます。
log4j.logger.org.apache.hadoop.hdfs.server.namenode=DEBUG,console,file
log4j.appender.file=org.apache.log4j.FileAppender
log4j.appender.file.File=/path/to/hadoop/logs/hadoop.log
log4j.appender.file.layout=org.apache.log4j.PatternLayout
log4j.appender.file.layout.ConversionPattern=%d{ISO8601} %-5p [%t] [%c] %m%n
  1. log4j.propertiesファイルを保存して閉じます。
  2. Hadoopクラスターを起動します。設定ファイルでログ記録設定が有効に設定されると、Hadoopは指定されたログレベルでログ情報を記録し始めます。

上記の手順は、Hadoopの標準ログ設定にのみ適用されます。logbackなど、他のログ記録フレームワークを使用する場合は、設定ファイルを適切に修正する必要があります。

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