GCログの確認方法を教えてください
JVMのGCログを確認するには、次の手順に従ってください。
- JVM 起動時に、以下の引数を付与することで GC のログ出力を有効化します。
-XX:+PrintGC GC のログを出力します
-XX:+PrintGCDetails GC のログに出力する情報を詳細にします
-XX:+PrintGCDateStamps GC が実行された時のタイムスタンプを出力します
-XX:+PrintHeapAtGC GC 実行後にヒープの詳細を出力します - 上記の引数をJVM起動コマンドに追加します。例: java -XX:+PrintGC -XX:+PrintGCDetails -XX:+PrintGCDateStamps -XX:+PrintHeapAtGC YourApplication
- アプリケーションを実行するとGCログがコンソール出力に記録されます。GCログにはGCが発生したタイミング、種類、ヒープの使用状況などの情報が含まれています。
GCログをコンソールで確認する以外に、ファイルを指定してGCログを出力し、後から解析することもできます。
ログを出力するためのパラメーターは次のとおりです。
-Xloggc: 指定したファイルにGCログを出力します。
java -Xloggc:gc.log -XX:+PrintGC -XX:+PrintGCDetails -XX:+PrintGCDateStamps -XX:+PrintHeapAtGC あなたのアプリケーション
つまり、GC ログは gc.log ファイルに出力されるので、テキスト エディタやその他のツールを使用して GC ログを見て分析することができます。