forwardとredirectの違いは何ですか?
forwardとredirectは、Webアプリケーションでページ遷移を行うための技術ですが、重要な違いがあります。
- ターゲットページとリクエストされたリソース:
- サーバー内でのページの転送を行い、目的のページは同じリクエスト内の別のリソースにあります。サーバーは目的のページにリクエストを転送し、目的のページのURLは変わりません。
- リダイレクト:クライアント(ブラウザ)でのページ遷移を指し、目標のページは新しいリクエストリソースです。サーバーはクライアントにリダイレクト応答を返し、クライアントは目標ページのURLに再度リクエストを送信します。
- 処理依頼:
- サーバーは同一リクエストでページのリダイレクトを処理し、新しいリクエストやレスポンスは作成されません。リダイレクトの過程でデータをターゲットページに渡すことができます。
- リダイレクト:クライアントが目標ページに新しいリクエストを送信すると、サーバーがその新しいリクエストを処理し、クライアントにレスポンスを返します。リダイレクトの際には、データを直接目標ページに渡すことはできません。
- URLが変更されました。
- Forward:URLは変わらず、ブラウザのアドレスバーには元のページのURLが表示されます。
- 転送:目標ページのURLが変更され、ブラウザのアドレスバーに表示されるのは目標ページのURLです。
- パージャンプ・タイプ:
- Forward: 同じアプリケーション内のページ間での移動に適した内部リダイレクト。
- リダイレクト:外部リンク。異なるアプリケーションやウェブサイトに移動する際に使用されます。
総じて言うと、forwardはサーバー内でのページ遷移であり、同じアプリケーション内のページ間での移動に適しており、目標ページのURLは変更されません。一方、redirectはクライアントでのページ遷移を指し、異なるアプリケーションやウェブサイトのページに移動する際に使用され、目標ページのURLが変更されます。