fixedのC++での機能
C++では、fixedは浮動小数点の出力形式の書式を制御するフラグで、少数点以下を指定した桁数固定して浮動小数点を出力します。
小数点以下の桁数を指定することで、実効桁数に関係なく、固定された浮動小数点数の出力が表示されます。このフラグは、科学的記法による表示を無効にし、浮動小数点数を固定小数桁数で出力します。
以下は一つの例です:
#include <iostream>
#include <iomanip>
int main() {
double num = 123.45678;
std::cout << std::fixed << std::setprecision(2) << num << std::endl;
return 0;
}
結果は出力される
123.46
上記の例ではfixedフラグを指定することで浮動小数点数の出力形式を小数点以下2桁に固定しています。この場合、実際の桁数がいくつであっても小数点以下2桁に表示されます。