Fedora 15でCUDA環境を設定する

Fedora 15にCUDA環境をセットアップするには、以下の手順が必要です。

  1. NVIDIAのグラフィックスカードがCUDAをサポートしているかどうかを確認するには、NVIDIAの公式ウェブサイトでグラフィックスカードモデルのサポートリストを参照してください。
  2. NVIDIAグラフィックドライバをインストールするには、ターミナルを開いて、以下のコマンドを入力してください
sudo dnf install akmod-nvidia

インストールが完了したら、コンピューターを再起動してください。

  1. 公式のダウンロード NVIDIA 公式サイトから、Fedora 15 用 CUDA Toolkit インストーラ パッケージをダウンロードします。ダウンロードが完了したら、ターミナルを開き、ダウンロード ディレクトリへ移動して、インストーラーを実行します。次のコマンドを実行します。
sudo sh cuda_*.run

インストールの際には、指示に従ってインストールオプションを選択してください。

  1. ~/.bashrc
nano ~/.bashrc

ファイルの最後に下記の行を加えてください:

export PATH=/usr/local/cuda/bin:$PATH
export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/cuda/lib64:$LD_LIBRARY_PATH

ファイルを保存してエディターを終了し、以下コマンドを実行して環境変数を反映します。

source ~/.bashrc
  1. ターミナルで次のコマンドを入力して、CUDAが正常にインストールされていることを確認します。
nvcc --version

CUDA のバージョン情報が出力されるとインストール成功です。

CUDA環境がFedora 15にインストールできました。GPUアクセラレーションの計算タスクにCUDAをご利用ください。

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