Fedora 15でCUDA環境を設定する
Fedora 15にCUDA環境をセットアップするには、以下の手順が必要です。
- NVIDIAのグラフィックスカードがCUDAをサポートしているかどうかを確認するには、NVIDIAの公式ウェブサイトでグラフィックスカードモデルのサポートリストを参照してください。
- NVIDIAグラフィックドライバをインストールするには、ターミナルを開いて、以下のコマンドを入力してください
sudo dnf install akmod-nvidia
インストールが完了したら、コンピューターを再起動してください。
- 公式のダウンロード NVIDIA 公式サイトから、Fedora 15 用 CUDA Toolkit インストーラ パッケージをダウンロードします。ダウンロードが完了したら、ターミナルを開き、ダウンロード ディレクトリへ移動して、インストーラーを実行します。次のコマンドを実行します。
sudo sh cuda_*.run
インストールの際には、指示に従ってインストールオプションを選択してください。
- ~/.bashrc
nano ~/.bashrc
ファイルの最後に下記の行を加えてください:
export PATH=/usr/local/cuda/bin:$PATH
export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/cuda/lib64:$LD_LIBRARY_PATH
ファイルを保存してエディターを終了し、以下コマンドを実行して環境変数を反映します。
source ~/.bashrc
- ターミナルで次のコマンドを入力して、CUDAが正常にインストールされていることを確認します。
nvcc --version
CUDA のバージョン情報が出力されるとインストール成功です。
CUDA環境がFedora 15にインストールできました。GPUアクセラレーションの計算タスクにCUDAをご利用ください。