Excel「SUMPRODUCT」関数の使い方 基本編

SUMPRODUCT関数は、複数の配列を掛け算して合計する、Excelの非常に便利な関数です。加重平均の計算、複数の条件を満たすデータの検索など、さまざまな用途に用いることができます。

Sumproduct関数の基礎を学ぶチュートリアルはこちら:

  1. SUMPRODUCT(配列1, [配列2], [配列3], …)

array1、array2、array3などの配列は、乗算して合計する配列です。複数の配列を入力できますが、各配列の次元は同じである必要があります。

  1. Sumproduct関数は、2つの配列を直接掛け合わせて和を求める、便利な関数です。

例えば、A1:A5とB1:B5の積を求めるには、=Sumproduct(A1:A5, B1:B5)の数式を用いる。

  1. 加重平均の計算:SUMPRODUCT関数を使って加重平均を計算できます。

例えば、範囲A1:A5とB1:B5の加重平均を求めるには、=SUMPRODUCT(A1:A5, B1:B5)/SUM(B1:B5)という計算式で求められます。

  1. 複数の条件で検索:SUMPRODUCT 関数で複数の条件で検索できます。

例えば、A1:A5が「りんご」で、B1:B5が「赤」であるデータを探すには、=SUMPRODUCT((A1:A5=”りんご”)*(B1:B5=”赤”)*C1:C5)とすればよい。

条件を括弧でくくり、論理積を*で表すことに注意

SUMPRODUCT関数は、積和、加重平均、複数条件での検索など、さまざまな用途に使用できる。SUMPRODUCT関数の基本的な構文と使用方法を習得することで、Excelでのデータ分析能力を向上させることができる。

bannerAds