eclipse.iniのVM引数 – Mac、Windowsのeclipse.iniファイルの場所

eclipse.iniはEclipseの起動を制御するための設定ファイルです。eclipse.ini VMには、使用するJDKなどのEclipse VM引数、PermGenスペース、最大ヒープサイズ、最小ヒープサイズをXms、Xmxパラメータを使用して設定することができます。

eclipse.ini ファイルの場所

Windowsの場合、eclipse.exeファイルと同じディレクトリにあります。下の画像に示されています。Mac OS Xの場合、アプリの内部にあります。したがって、EclipseアプリがDownloadsディレクトリにある場合、eclipse.iniファイルの場所は次のとおりです。

scdev$ cd ~/Downloads/Eclipse.app/Contents/Eclipse/

この場所には、最初にEclipseアプリを右クリックして、「パッケージの内容を表示」をクリックし、次に画像のように、Contents/Eclipseディレクトリに移動します。以下は、デフォルトのEclipseのインストールからの例として、eclipse.iniファイルがあります。

-startup
../Eclipse/plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.3.100.v20150511-1540.jar
--launcher.library
../Eclipse/plugins/org.eclipse.equinox.launcher.cocoa.macosx.x86_64_1.1.300.v20150602-1417
-product
org.eclipse.epp.package.jee.product
--launcher.defaultAction
openFile
-showsplash
org.eclipse.platform
--launcher.XXMaxPermSize
256m
--launcher.defaultAction
openFile
--launcher.appendVmargs
-vmargs
-Dosgi.requiredJavaVersion=1.7
-XstartOnFirstThread
-Dorg.eclipse.swt.internal.carbon.smallFonts
-XX:MaxPermSize=256m
-Xms256m
-Xmx1024m
-Xdock:icon=../Resources/Eclipse.icns
-XstartOnFirstThread
-Dorg.eclipse.swt.internal.carbon.smallFonts

eclipse.iniファイルに関して重要なポイントは次のとおりです:

    1. 「-vmargs」の前の各行には、オプションとオプションの値が続きます。

 

    1. 「-vmargs」の後のすべての行はJVM引数として渡されるため、eclipseの起動に関するすべてのオプションと引数は「-vmargs」の前に指定する必要があります。例えば、使用するJDKのための「-vm」設定です。

 

    1. 「–launcher.XXMaxPermSize」は、eclipseの起動プログラムが使用する最大permgenスペースを指定します。メモリ不足エラーでeclipseの起動が失敗する場合は、この値を増やしてください。

 

    メモリ不足エラーが発生する場合、Permgenスペースと最大ヒープスペースの値を増やしてみてください。これらはVM引数「-XX:MaxPermSize」「-Xms」「-Xmx」を使用して設定します。Permgenスペースのデフォルト値は256MBで、小~中規模のプロジェクトには適しています。

イクリプスのiniファイルのvm引数を言い換えると、以下のようになります。

eclipse.iniのvm引数は、複数のJDKインストールを持ち、特定のJVMでEclipseを実行したい場合に便利です。システムが設定したJDKパスを選ぶ代わりに、指定したい場合には、-vmargsの前に定義する必要があります。

eclipse.iniのVM引数(Mac用)を日本語で一つのオプションで言い換えてください。

Mac OS XでJDK8を使用するようにEclipseを設定するための-vm引数使用を示す、私のeclipse.iniファイルのスニペットです。

-vm
/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_73.jdk/Contents/Home/bin
-vmargs

WindowsまたはLinuxオペレーティングシステムに対して同様に設定することができます。単にJDKのバイナリディレクトリパスを適宜変更してください。

eclipse.iniのPermgenスペース

もし、大きなコードベースで作業したり、大規模なプロジェクトのMavenのアップデートを行ったりすると、java.lang.OutOfMemoryError: PermGen spaceエラーが発生する場合は、Permgenスペースを増やす必要があります。以下は、eclipse.iniファイルでPermgenスペースを512MBに増やすための設定です。

-XX:MaxPermSize=512M

Java 8以降ではPermgenスペースがなくなったため、このオプションを設定しても効果はありません。ただし、Permgenスペースのためにメモリ不足エラーも発生しません。

eclipse.iniのヒープスペース

Heapスペースに関連するOutOfMemoryErrorが発生している場合、Eclipseで使用可能な最大ヒープサイズを増やすことができます。-Xmxの値を編集することで簡単に行うことができます。例えば、以下のスニペットは、Eclipseのヒープサイズを2GBに増やします。

-Xmx2048m

これで、eclipse.ini の設定と仮想マシンの引数の簡単な概要は以上です。

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