eclipseを使って静的webページを実行する方法

EclipseはJavaプログラムの記述と実行に用いる開発環境です。静的ウェブページを直接実行することはできませんが、以下の手順で静的ウェブページをEclipse上で実行できます。

  1. Eclipseで新規Javaプロジェクトを作成します。
  2. プロジェクトのルートディレクトリに、WebContent などの静的なWebページのリソースファイルを格納するためのフォルダを作成します。
  3. 作成したアセットフォルダに、HTML、CSS、JavaScript などの静的ウェブサイトのファイルをコピーします。
  4. Eclipse プロジェクトを右クリックして、「プロパティ」を選択します。
  5. ポップアップウィンドウでJavaビルドパスを選択し、フォルダーの追加をクリックします。
  6. さっき作成したリソースフォルダーを選択し、OKをクリックします。
  7. 変更を確定し、ウィンドウを閉じてください。
  8. EclipseでリソースフォルダにあるHTMLファイルを開く
  9. HTML ファイルを右クリックして [Run As] > [Run on Server] を選択する。
  10. サーバをまだ設定していない場合は、手順に沿って、サーバ (Apache Tomcat など)を選択して構成できます。
  11. 「完了」をクリックすると、Eclipse はデフォルトブラウザで静的 Web ページを開きます。

なお,この方法は単純な静的Webページのみの動作に限定されます。PHP、Javaサーブレットなどを利用して、バックエンド処理を含む場合は、Webサーバを利用してWebページを稼動させ、Eclipseは単に開発ツールとして使用します。

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