docker run コマンドの使い方:オプションと実践例
docker runコマンドは新しいコンテナインスタンスを作成して実行するために使用されます。基本的な使い方は以下の通りです:
docker run [OPTIONS] IMAGE [COMMAND] [ARG...]
OPTIONSとは選択可能なパラメータを指し、IMAGEは使用するイメージ名、COMMANDはコンテナで実行するコマンド、ARGはコマンドの引数を表します。
例えば、Nginxイメージをベースにしたコンテナを実行するには、以下のコマンドを使用することができます:
docker run -d -p 80:80 nginx
このコマンドは、バックグラウンドでnginxコンテナを実行し、コンテナの80ポートをホストの80ポートにマッピングします。-itパラメータを追加することで、以下のようにインタラクティブモードでコンテナを実行することもできます:
docker run -it ubuntu /bin/bash
このコマンドは、Ubuntuコンテナをインタラクティブモードで起動し、/bin/bashシェルを開きます。コンテナ内でコマンドを実行して対話することができます。